マジコンの著作権法

著作権法の問題

自分が所有しているゲームをバックアップする目的でのコピーは日本国内では認められている為、マジコン自体に違法性は無くバックアップ目的での売買・所持・使用に至っては違法性は無い。

但し、ゲームにかけられているプロテクトを意図的に解除する装置や道具(一般的にMODチップと呼ばれるコピープロテクション解除ICチップ等)についての販売は、1999年10月の不正競争防止法の改正により違法となった。このため、マジコン内部にゲーム機、あるいはゲームソフトのコピープロテクションを解除する機能の備わったマジコンの売買は日本国内では違法となる。

ゲームボーイアドバンス

GBAのROMカートリッジは任天堂意匠権を取得しているため、カートリッジと同様の形状をしたマジコンはそのほとんどが意匠権に抵触し、販売できなくなった。よって現在は意匠権抵触しないマジコンが発売されている。

ニンテンドーDS

従来のSlot2型マジコンからDSソフトを起動するには、別売のSlot1カードや、DSのファームウェアを改造することが必要であった(GBAモードなら不要)。ファームウェアの改造は任天堂の保証外になり、修理などのサポートが受けられなくなる。しかし、現在はSlot1型マジコンの出現により、マジコン単体での起動が可能となっている。

多くの製品はminiSDmicroSDに対応しており、プレーヤーやエミュレータをパソコンからインストールして、DSで動画や音楽の視聴をしたり、ファミコンのゲームをプレイしたりできるようになる。